料理に引き出物、衣装代などとにかくお金がかかる結婚式。できるだけ無駄を省き費用を抑えたいと思うかもしれないが、節約するところを間違えると招待客に「ケチだな……」と思われてしまうことも。 そこで今回は、マイナビニュース会員のうち既婚の男女302名に、今で参加した結婚式で「ケチだな」「ご祝儀を返して欲しい」と思ったことがあるか質問してみた。
Q.今まで参加した結婚式で「ケチだな」「ご祝儀を返して欲しい」と思った結婚式はありますか?
ある 23.2%
ない 76.8%
Q.(「ある」と答えた方にお聞きします)そのように感じた理由を教えてください
■料理に不満
・「ご飯や飲み物がショボい」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「料理がブッフェ形式で、おなかが満たされなかった」(31歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「祝儀は一緒なのに食事レベルが全然違う」(45歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「食べ物、飲み物にあまりにも金を掛けていない」(55歳男性/その他電気・電子関連/建築・土木関連技術職)
・「友達の結婚式で、料理がかなりショボく最後のケーキも取りにいかないと食べられず非常に不満だった。お金をケチりすぎるのも考えものだなと思った」(35歳女性/繊維・アパレル/事務・企画・経営関連)
■引き出物がショボい
・「引き出物が靴下でした。がっかり」(45歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「引き出物が『え、これだけ……』と驚いた」(59歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「引き出物がワインとグラスだけだった」(39歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)
・「引き出物がノーブランドの、いかにも安そうなタンブラーと焼き菓子のみなど。おもてなしにお金をかけなかったな、という結婚式」(32歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
・「東京の結婚式で、立食形式のタイプで引き出物もなくて3万円出してしまって、半額で良かったと後悔しています」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)
■すぐに離婚
・「あっという間に離婚したから」(49歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「すぐ離婚」(51歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「半年で離婚してしまったから」(37歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「盛大な結婚式や披露宴したわりに、すぐに離婚してヘラヘラしている」(34歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)
■まるで二次会
・「結婚式と言い、2次会でもないのにカラオケでした」(41歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「2次会みたいな結婚式、すぐ別れた」(34歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「披露宴が2次会のようなカフェだった」(57歳男性/建設・土木/営業関連)
■その他
・「他の結婚式と時間が重なり、進行が慌ただしく非常に不愉快でした」(49歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「招待客に対するサービスの部分が明らかに金額が低いと思われるものにされていた」(37歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「結婚式の会費ですべて(新婚旅行含む)をまかなおうとしていた新郎側がいたのには驚いた」(41歳女性/教育/公共サービス関連)
・「内輪ノリで進み、おもてなし要素がなかったため」(35歳男性/通信関連/営業関連)
■総評
「ケチだな」と思われる結婚式の特徴として、最も多く挙がっていたのは「料理」に関するものだった。「料理がショボい」「品数が少ない」「まずい」といった不満の声からもわかるように、料理のクオリティは結婚式全体の印象を大きく左右するもの。そこがイマイチだと、他の演出等がいくらよくても「ケチな結婚式」という印象が強く残ってしまうのかもしれない。料理は少ないうえおいしくないのに、「その割には新郎新婦の衣装は豪華だった」なんていう結婚式もあったようだ。
次に多かったのは「引き出物」に関するもので、「安物だった」「少なかった」といったコメントが寄せられた。引き出物はゲストへの心遣いとセンスが問われる重要なもの。「良い結婚式だったな……」と余韻に浸りながら家に帰っても、引き出物が見るからに安物だったら興ざめしてしまうかもしれない。なかには、そもそも「引き出物がない」結婚式もあったようだ。この他にも、段取りが悪い結婚式や自己満足すぎる結婚式、お車代が出ない結婚式などが挙がっていた。
結婚式を挙げるにはお金がかかるもの。なるべく費用を抑えたいと思うかもしれないが、貴重な時間を割いて参列してくれるゲストへの感謝の気持ちを決して忘れないようにしたい。
調査時期: 2016年9月2日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女302名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません