サイズ変化のサイクルが激しい子ども服。捨てるべきか、保管しておくべきか、検討する余裕もなく時だけが過ぎていき、いつの間にか収納場所がなくなっていく……という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、無印良品のインテリアアドバイザーで、1児のパパでもある末廣靖さんに、子ども服を上手に管理・保管する方法を聞きました。

着られなくなった服はボックスに放り込め!

「PP収納ケース引出式・大」(1,200円・税込)、「PP収納ケース引出式・小」(1,000円・税込)、「ポリプロピレンキャリーボックス・大」(1,000円・税込)

子ども服の収納に使ったのは、「PP収納ケース引出式・大」(1,200円・税込)、「PP収納ケース引出式・小」(1,000円・税込)、「ポリプロピレンキャリーボックス・大」(1,000円・税込)。末廣さんによれば、中身が見える半透明である点が、ポイントだそうです。また、子ども服はサイズが小さいので、深さが浅めの引き出しが使いやすいといいます。

Q.着られなくなった服、整理しなければと思っていても、忙しくてついつい後回しにしてしまいます。

服が着られなくなる瞬間って、着替えをさせている朝のバタバタした時間なんですよね。そうすると、その時「もう着られない! 」と思っても、取りあえず引き出しに戻し、そのままにしておく……という事態になりがちです。洋服と関わる時間って意外と少ないんですよ。

Q.正直なところ、着られなくなった服を仕分ける時間の余裕はないです。

そうですよね。そこで提案したいのが、引き出しの上に、着られなくなった服を放り込めるボックスを置くという方法です。放り込むだけなので、「着られない! 」と思った瞬間に実行に移せます。引き出しに戻すよりも簡単です。着られる服と着られない服が仕分けられていれば、整理整頓は格段に楽になります。

着られなくなった服を放り込めるボックスを用意しておこう

ボックスがいっぱいになった時だけ、捨てるのか、保管しておくのか考えればOKです。保管しておくのであれば、子どもが何歳頃に着た服なのかをラベルシールに書き込んで貼り付けておきましょう。後々誰かに譲るとしても、下の子に着せるとしても、便利だと思います。

引き出しと同じようなデザインのボックスを選ぶと、違和感が少ない

Q.段ボール箱に放り込むのはダメですか?

段ボール箱でも良いのですが、一度保管してしまうと、タンスのこやしになりがちです。中身がみえるボックスの方が、一目見て、中に入っているものが分かるので、管理しやすいでしょう。

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無印良品インテリアアドバイザー 末廣 靖

1998年の入社以来、家具の販売に携わるインテリア商品のスペシャリスト。インテリア相談会のサービスが始まった2004年にインテリアアドバイザーとなる。プライベートでは4歳の娘を持つ父親で、子育ての経験を生かした収納提案を得意とする。
無印良品では、家具の選び方から収納に関する相談までを請け負う「インテリア相談会」を無料で実施中。実施店舗の確認や予約はホームページから行うことができる。



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