文響社は9月30日、書籍『太らない間食 最新の栄養学がすすめる「3食+おやつ」習慣』(1,280円・税別)を発売する。
同書では、"体を守る正しいアブラのとり方"を提唱している管理栄養士・足立香代子先生が、最新の栄養学に基づいた賢い間食のとり方を紹介している。「間食=体に悪いもの」と考える人も少なくないが、最新の栄養学を踏まえると、「おやつを食べたほうがやせられる、おやつを食べたほうが健康になれる」のだという。
足立先生は、間食を食べたほうがいい理由を3点挙げている。第一の理由は「体形維持・ダイエットにつながる」こと。1日の総摂取カロリーが、消費カロリーよりも多いと太ってしまうが、食べ過ぎを防止するには、血糖値が急激に上昇・降下しないようにすることが大切とのこと。食事と食事の間に間食を食べることにより、血糖値の急上昇・急降下を防げるという。
2点目は「仕事や勉強がはかどる」。間食はストレスを解消し、集中力の維持にも役立つ。間食を食べたい気持ちを我慢していると、その時間は脳の働きが鈍って、思うような成果を出せなくなってしまうとのこと。上手な間食で心も満たすと、ストレスなく、集中力を維持できるという。
3点目は「体力・健康アップ」。普段の食事だけで、十分な栄養を摂取できない場合は、間食で1日の栄養バランスを整えることができる。ヨーグルトやナッツ入りのチョコレート、フルーツなどの間食を取り入れることで、体力と健康の増進が期待できる。
同書では、間食に適した食べ物の選び方も紹介。太らないためには、「クッキーよりもチョコレート」「梅おにぎりよりもサケおにぎり」「大福よりシュークリーム」を選ぶとよいという。太る原因となる糖質や脂質は、たんぱく質を摂取することで、効率よく代謝できるとのこと。そのほか、「食べたいものを、太らず健康的に食べるコツ」も紹介している。