エン・ジャパンは9月28日、「女性管理職が多い」と社員が回答した上場企業ランキングの結果を発表した。同調査は9月26日時点で、同社サイト「カイシャの評判」掲載企業のうち、クチコミ件数100件以上、アンケート回答者数30名以上の上場企業を対象に、インターネットによるアンケートを実施している。
「女性管理職が比較的多い」と社員が回答した上場企業のトップ10をみると、1位は「ニチイ学館」(84.2pt)だった。次いで2位は「スタジオアリス」(82.8pt)、3位は「第一生命保険」(77.6pt)。以降、4位「クレディセゾン」(76.0pt)、5位「資生堂」(65.0pt)、6位「新生銀行」(64.7pt)、7位「日本航空」(62.7pt)、8位「リクルートホールディングス」(61.5pt)、9位「ベルシステム24」(59.0pt)、10位「良品計画」(58.0pt)となった。
トップ3社のクチコミをみると、1位の「ニチイ学館」には「女性の管理職が多く、女性でも仕事を生きがいとして働きやすい環境だと思います」(20代/女性/正社員/専門サービス系)、「配偶者の転勤等で遠方に転居があった場合、自分自身も異動願を出せる。管理職に女性が多く、女性特有の悩みを相談しやすい」(30代/女性/正社員/企画・事務・管理系)などの声があった。
2位の「スタジオアリス」では、「20代前半から管理職になることが多く、若いうちからさまざまな経験をさせてもらえたことで成長につながったと感じている」(20代/女性/正社員/ その他)、「ほぼ女性の会社で、出産や育児にもとても協力的です。サッカー型経営で自分の意見もたくさん伝えられるので、やりやすいです」(20代/女性/正社員/その他)といったコメントがあった。
3位の「第一生命保険」では、「入社3年ほどで育成所長や指導所長、トレーナーといった女性管理職になれるチャンスはすばらしいと思います」(20代/女性/正社員/営業系)、「女性は、うまくこなせば男性並みに稼げます。それ以上稼ぐことも可能で、女性管理職も多いです」(50代/女性/正社員/営業系)などの声が寄せられた。