パナソニックは27日、過酷な現場での使用に適した頑丈ノートPC「TOUGHBOOK」が20周年を迎えたと発表した。

10.1型のデタッチャブル式TOUGHBOOK「CF-20」

TOUGHBOOKの初号機「CF-25」が登場したのは1996年9月。屋外作業や過酷な現場で使用するモバイルワーカーの"頑丈なPCが欲しい"という声をもとに完成させたといい、国内では当初「PRONOTE FG」の名で発表された。長期間の落下試験や振動試験など、MIL規格の基準をクリアする性能を持たせたという。

2001年には国内と海外の商品名を「TOUGHBOOK」に統一し、その後分離型のモデルや、ディスプレイの回転機構を備えたモデルもラインナップした。最新モデルは、着脱機構を備えた10.1型の「CF-20」シリーズ(2015年3月発売)。初号機の発売から2016年9月時点までのグローバル出荷台数は累計400万台超となっている。