ファーウェイとライカカメラAGは、共同運営の研究開発センター「Max Berek Innovaion Lab」をドイツ・ウェッツラーに設立したと発表した。
Max Berek Innovaion Lab設立合意書にサインする、ファーウェイ創業者兼CEOのレン・ジェンフェイ氏(右)と、ライカの社主でありアドバイザリー・ボード会長であるアンドレアス・カウフマン氏(左) |
Max Berek Innovaion Labは、ライカのグローバル本社があるドイツ・ウェッツラーに設立される。モバイルアプリなどでの撮像品質を向上させるため、光学システムや、ソフトウェアの技術開発を行っていく。また、拡張現実(AR)やバーチャルリアリティ(VR)ソリューションの創造もしていくとしている。
ファーウェイ創業者兼CEOのレン・ジェンフェイ氏は、新センター設立に際し、「Max Berek Innovation Labの設立によりライカと一層緊密なパートナーシップが確立され、画像とビデオ品質の継続的な改善が実現される」とコメント。ライカの社主であり、アドバイザリー・ボード会長でもあるアンドレアス・カウフマン氏も「Max Berek Innovation Labの創設により、ファーウェイとライカカメラAGはその戦略的関係の範囲を拡大し、イメージング分野における画期的な技術の研究開発において緊密な協力を進める基礎を築いていく」との声明文を発表している。