エレコムは27日、スマートフォンと組み合わせて、全天球/半天球での360度撮影が可能なカメラ(2モデル)を発表した。10月上旬に発売する。価格から51,559円より(税込)。
ACAM-VRD01BK
「ACAM-VRD01BK」は、周囲の映像をまるまる撮影できる全天球360度カメラ。価格は63,104円(税込)。ダブルレンズ仕様になっており、水平方向/垂直方向とも360度の視野で撮影が可能。センサーには400万画素のCMOSセンサー×2基を内蔵し、1,920×960ドット/30fpsでの動画撮影も行える。フォーカスは固定。
記録メディアにはmicroSDHCメモリーカードカード(32GBまで)を使用し、保存データ形式は静止画がJPEG、動画がMOV。撮影した画像は3種類のビューモードで再生できる。ビューモードは、2画面「VRモード」、全方位を球体型で表示する「サークルモード」、超広角表示となる「パノラマモード」。
専用アプリを使用すれば、スマートフォンからの遠隔操作も可能。アプリはAndroid用とiOS用を用意し、無料で提供される。Wi-Fi機能も搭載しており、スマートフォンからワイヤレスで撮影画像をダウンロードできる。
リチウムイオン電池を内蔵し、満充電で約60分の撮影が可能(Wi-Fiオン時は約40分)。充電時間は約5時間。ハンドルマウント、バンドマウント、粘着マウント、自撮り棒、三脚が標準で付属する。本体サイズは約W60×D50.2×H48.4mm、重量は約100g。
ACAM-VRS01BK
「ACAM-VRS01BK」は、水平方向に360度/垂直方向に180度の撮影が可能な半天球モデル。価格は51,559円(税込)。800万画素のCOMSセンサーを搭載し、1,920×1,440ドット/30fpsでの動画撮影も可能。フォーカスは固定。ビューモードには、VRモード、サークルモード、パノラマモードに加えて、前後180度に分けて表示する「リア/フロントモード」を備える。
リチウムイオン電池を内蔵し、満充電で約110分の撮影が可能(Wi-Fiオン時は約60分)。充電時間は約5時間。本体にはminiHDMI端子も搭載するので、撮影した画像を大画面TVなどに映すこともできる。
付属の防止ケースを使うことで、水深30mの撮影をサポート。そのほか、フレームケース、シリコンケース、ハンドルマウント、自撮り棒、三脚、バンドマウント、粘着マウントなどが付属する。本体サイズは約W53×D41.8×H44.4mm、重量は約86g。そのほかの仕様や機能は「ACAM-VRD01BK」とほぼ共通。