米国のマリオット・インターナショナルは9月23日、スターウッドホテル&リゾートの買収を完了。世界最大のホテル企業が誕生した。
30のホテルブランド、5,700軒以上を展開
この合併により、同社はフランチャイズを含め世界110カ国以上で30のホテルブランドを展開し、5,700軒以上のホテル、約110万室の総客室数を有することに。この買収の完了をもって、アジアや中東地域でのホテル数が現状のおよそ2倍になるという。
同社が展開するホテルブランドは、「ザ・リッツ・カールトン」「セントレジス」「JWマリオット」「リッツ・カールトン・リザーブ」「ラグジュアリーコレクション」「ブルガリ」「W ホテル」「エディション・ホテル」「マリオット・ホテル」「シェラトン」「マリオット・バケーション・クラブ」「デルタ・ホテル」「ルメリディアン」「ウェスティンホテル」「オートグラフ コレクション」「デザインホテル」「ルネッサンス・ホテル」「トリビュートポートフォリオ」「ゲイロード・ホテル」「コートヤード・バイ・マリオット」「フォーポイント」「スプリング・スイート」「プロテア・ホテル」「フェアフィールド・イン&スイート」「ACホテル」「アロフト ホテル」「モクシー・ホテル」「マリオット・エグゼクティブ・アパートメント」「レジデンス・イン」「タウンプレース・スイート」「エレメント」。
「ザ・リッツ・カールトン リワード」を含む「マリオット リワード」と「スターウッド プリファード ゲスト(SPG)」のロイヤリティ・プログラム会員は、それぞれのアカウントをリンクすることで、持っているポイントを移行して旅行や会員限定の体験等で利用できる。
同社執行役会長兼取締役会会長のJ.W.マリオット ジュニア氏は、「スターウッドの強力なブランドと素晴らしいホテル、リゾートの数々、優秀なスタッフが加わることで、お客さまに最高の経験をしていだくための能力が著しく拡大しました」、同社社長兼最高経営責任者のアーン・ソレンセン氏は、「この合併により、マリオットが世界最高クラスのホテルブランドを所有し、世界中の拠点で幅広いロイヤルティ・プログラムを展開し、お客さまにこの上ない体験をご提供することが可能となりました」とコメントしている。