オリンパスは9月20日日、最大ガイドナンバー58の大光量エレクトロニックフラッシュ「FL-900R」を発表した。11月下旬の発売を予定しており、希望小売価格は税別80,000円。
FL-900Rは、最大ガイドナンバー58の光量をサポートしながら、小型軽量化を追求したオリンパスの最上位フラッシュだ。標準状態で焦点距離12mm~100mmのレンズ (35mm判換算24~200mm相当) の画角をカバーする。さらに内蔵ワイドパネルを使用すると、カバー範囲を7~10mm (35mm判換算14mm~20mm相当) まで広げられる。フラッシュのチャージ時間は約2.5秒に短縮。小発光レンジの拡大により「E-M1 MarkII」との組み合わせで10コマ/秒の連写に追従する。
ワイヤレスコントロールを使った多灯撮影が可能な「ワイヤレスライティングモード」や、露光中に複数回フラッシュを発光させて、被写体の動きを表現できるマルチ発光モード」などを搭載。ハイレゾショット / 深度合成 / フォーカスブラケットといったボディ側の機能にも対応する。LEDライトも装備しており、1mの距離から100ルクスの照度で照らすことができる。
発光時間は約1/20,000~1/500秒 (FP発光時除く)。上90度 / 下7度 / 左右180度のバウンスが可能だ。電源には単3形乾電池4本を使用し、発光回数は約160回 (ニッケル水素電池で約200回)、LED発光時間は約2.4時間 (ニッケル水素電池で約2.6時間)。本体サイズはW81.2×D125.2×H121.4mm、重量は382g。フラッシュスタンド、ソフトケース、バウンスアダプター、IRフィルターが付属する。