パナソニックは9月19日 (ドイツ時間)、ドイツ・ケルンで行われる「Photokina 2016」の開催前日カンファレンスにおいて、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH5」の開発を進めていることを明らかにした。同時にライカブランドを冠した高級ズームレンズ3本の開発についても発表した。
LUMIX GH5
LUMIX GH5は、2014年4月に発売された「LUMIX GH4」の後継機種で、プロ写真家にも向けたLUMIXのフラッグシップモデルとなる。2017年春の発売を予定しており、LUMIX 史上最高画質をうたうほか、4K機能のさらなる強化を進めている。
動画では6K/30P撮影や4K/60P撮影、4:2:2 10bitでの記録に対応。静止画においては、4Kフォトで60連写 (約800万画素)、6Kフォトで30連写 (約1,800万画素) を可能とする見込みだ。
LEICA DG VARIO-ELMARIT F2.8-4.0 ズームレンズシリーズ
LEICAブランドを冠したプレミアムレンズに、絞り開放値をF2.8~F4.0でそろえたズームレンズが加わる。ラインナップは、標準・中望遠ズームの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12/60mm F2.8-4.0」、広角ズームの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0」、望遠・超望遠ズームの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0」の3本。
発売予定は、12-60mmが2017年春、8-18mmと50-200mmが2017年以降となっている。
Photokina 2016は、9月20日から25日までの期間、ドイツ・ケルンで開催される世界最大規模の写真・映像関連トレードショー。