東京都、東京味わいフェスタ2016実行委員会は10月7日~9日の期間中、「東京味わいフェスタ2016(Taste of Tokyo)」を東京都千代田区丸の内で開催する。

「東京味わいフェスタ」の2015年の開催の様子

同イベントは、東京産食材を使用したオリジナルメニューを提供し、東京産食材や伝統工芸品を販売するもの。東京産の農林水産物やこれを用いた料理、時代を超えて受け継がれてきた伝統文化など、東京の多彩な魅力を国内外に発信することを目的としたイベントとなっている。

2016年度は、2015年度に引き続き丸の内・有楽町・日比谷の3エリアにて開催。来街者や就業者の交流を生む、街のメインストリート丸の内仲通りをはじめとして、皇居や東京駅丸の内駅舎など、世界的にも価値のある歴史的建造物が建ち並ぶ丸の内エリアを中心に、各エリアから東京の多彩な魅力を国内外へ発信していくという。

丸の内仲通りには各国大使館による協力のもと、丸の内シェフズクラブの一流シェフがつくりだす、東京産の新鮮な食材を使用した限定メニューを味わえるキッチンカーが出店する。"世界各国の郷土料理"をテーマに、フェジョアーダ(ブラジル)やスライダー(アメリカ)など、一般的には知られていない世界各国の郷土料理を東京産の食材を使用してアレンジして販売。さまざまな国の伝統的な食文化を楽しむことができる。

メニューの一例、上・CHINESE青菜(チンツァイ)「鱈のカオパオスライダー」、下・マンゴツリー 東京「フェイジャオン(黒豆)とTOKYO Xの煮込みとスティームライス」

行幸通りでは、"…Made in Tokyoとの出会い"と題し、東京都内で生産された新鮮な野菜や果物、都内限定生産のため希少な東京牛乳・東京うこっけい卵や、さらには伊豆諸島で獲れた魚などの加工品を生産者が直接販売。また、東京の歴史と風土が育んできたさまざまな伝統工芸品の実演・販売を行う。東京産の花1万2,000鉢を並べて展示。9日14時からは花鉢の配布も実施する。

さらに有楽町エリアでは、日本各地のご当地グルメやスイーツの販売や、東京ではあまり出回っていない特産品を購入できるほか、日比谷エリアでは音楽ライブパフォーマンスやワークショップなど、親子連れで楽しめるイベントを実施する。丸の内では、同イベントを通じて多様性ある魅力的な街としての丸の内の魅力を高めていくとともに、東京の多彩な魅力のひとつである「食と伝統文化」を国内外へ広く発信していくとしている。

開催日時は、10月7日11時~21時、8・9日11時~17時。有楽町エリアは、8日・9日は19時まで。日比谷エリアは、8日・9日の2日間開催。雨天決行。ただし荒天時は中止の場合あり。会場は、東京都千代田区・丸の内エリア(丸の内仲通り・行幸通り)/有楽町エリア(東京国際フォーラム 地上広場)/日比谷エリア(日比谷公園・草地広場)。

※食材の仕入れ状況などにより、メニューが変更となる場合がある