ファイザーはこのほど、「ED治療における患者とパートナー・医師とのコミュニケーションに関する調査」の結果を明らかにした。同調査は7月25日~26日、6カ月以内に医療機関を受診しED治療薬を処方され、服用経験のある30歳以上の男性412名を対象に、インターネットで実施したもの。
ED治療薬の保管方法について尋ねたところ、「自宅の寝室や会社の机など、特定の場所に常備している」は36.9%だった。「治療薬をかばんなどに入れて持ち歩く」「特定の場所に常備し、必要なときに携帯する」「特定の場所に常備し、常にいくつか携帯している」と回答した人は合計で6割を超えており、半数以上は治療薬を持ち歩いていることがわかった。
ED治療薬を服用して性行為を行うパートナーとの「性生活全般」について、どの程度満足しているか聞くと、合計で79.2%が「満足している」もしくは「やや満足している」と回答した。
ED治療薬を服用していることをパートナーは知っているか尋ねると、58.0%は「知っている」と回答した。「知らない」は38.8%だった。
ED治療薬を服用していて、「機能改善の効果以外」で、悩んでいることはあるか尋ねたところ、「費用の負担が大きい」(54.4%)が最も多かった。40.8%は「本当は治療薬に頼らない機能改善の方法が知りたい」、39.6%は「ED 治療薬への依存が心配」、39.6%は「だんだん効果が弱まりそうで心配」と答えている。
また、機能改善の効果以外の服用に関する悩みについて、医師に相談することができているか聞くと、「費用の負担が大きい」は28.2%、「本当は治療薬に頼らない機能改善の方法が知りたい」は27.9%、「ED治療薬への依存が心配」は32.1%、「だんだん効果が弱まりそうで心配」は30.8%が「十分相談できている」もしくは「少しは相談できている」と回答している。
一方、これらの悩みの解消によって、どの程度パートナーとの性生活が充実すると思うか尋ねると、「費用の負担が大きい」は59.7%、「本当は治療薬に頼らない機能改善の方法が知りたい」は64.3%、「ED 治療薬への依存が心配」は57.0%、「だんだん効果が弱まりそうで心配」は56.8%が「充実すると思う」または「やや充実すると思う」と答えた。