京成電鉄は、2010年7月の成田スカイアクセス開業とともに運行を開始した3代目「スカイライナー」(AE形)の利用者が、9月13日で累計2,000万人を突破したと発表した。これを記念し、「スカイライナー」(AE形)1編成が記念ヘッドマークを掲出して運行している。
成田空港駅では9月13日、利用者数2,000万人達成の記念式典が行われた。京成電鉄と成田市・成田空港の関係者の挨拶に続いて2,000万人目の利用者に花束を贈り、くす玉開きとフォトセッションを実施。2,000万人目の利用者が乗車する「スカイライナー10号」(成田空港駅10時38分発・京成上野駅11時23分着)を見送った。この列車を利用した乗客全員にも、記念品として京成電鉄のノベルティグッズをプレゼントしたという。
3代目「スカイライナー」は、在来線で国内最速の最高時速160kmで走行し、都心と成田空港を36分で結ぶ。車両デザインは世界的に著名なデザイナーの山本寛斎氏によるもので、「風」と「凜」をコンセプトに、快適に過ごせる居住空間の実現とスピード感を表現したという。1日あたり上下合わせて56本、時間にして20~60分間隔で運行されており、1日平均約1万人(2015年度実績)が利用している。