近畿日本鉄道は、恒例の「きんてつ鉄道まつり」を10月29・30日に五位堂検修車庫(奈良県香芝市)と高安車庫(大阪府八尾市)で、11月12・13日に塩浜検修車庫(三重県四日市市)でそれぞれ開催する。

昨年の「きんてつ鉄道まつり」の様子(五位堂検修車庫)

観光列車「つどい」

今年は、土休日を中心に伊勢市~賢島間を運行している観光列車「つどい」を五位堂・塩浜検修車庫で展示。高安車庫では、南大阪線・吉野線で9月10日から運行開始した観光特急「青の交響曲」と同じ濃い紺色の塗装を施した入換車を展示し、案内ロボット「NAO」が車両の紹介を行うなど、楽しい企画が用意される。

その他、40トンクレーン実演、床下ピット体験、電気作業車両の展示・実演(以上五位堂検修車庫)、電車の台車と制輪子の展示、18400系運転台カットモデル展示(以上高安車庫)、マルチプルタイタンパーの実演、電車と綱引き(以上塩浜検修車庫)など、鉄道と電車にまつわるイベントが多数予定されている。

一部イベントの参加は当日配布する整理券が必要で、高安車庫で行われる洗車体験のみ事前申込制となる。五位堂検修車庫で行う鉄道車両部品販売は、事前申込みによる優先販売と当日オークションにて実施される。申込みが必要なイベントなどの詳細は、9月16日から各駅で配布するリーフレットで案内される。