お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、18日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、不倫騒動後の世間の風潮について持論を述べた。
15日発売の『週刊文春』で、30代の芸妓の不倫疑惑が報じられた歌舞伎俳優・中村橋之助(51)。14日の会見で「不徳の致すところ」と繰り返し反省の弁を述べる一方、妻・三田寛子(50)も16日に都内で会見を開き、夫の不倫騒動を謝罪。梨園の妻として気丈に振る舞う姿が高く評価されている。
このことを受け、松本は「芸能界の人に限ってでしょうけど、旦那さんが浮気することによって奥さんの株がどんどん上がっていく」と傾向を捉え、「最近の不思議な風潮」と表現。妻から絞られたと会見などで報告することは世間からの厳しい声を避けるためとして理解はできると言いつつ、「昔は『奥さんも悪い』という風潮がちょっとはあった気がする」と主張した。
さらに、「奥さんは確かに被害者なんですが、まるで功労者みたいになっていて」と指摘し、「逆に言うと、奥さんの株を上げるためにはわれわれ不倫した方がいいんじゃないか?」「芸能人カップルがいたら、『あなた! 私の株を上げるために浮気してきなさいよ!』ぐらいの。ビジネスになるんじゃないか?」と極論を展開して出演者の笑いを誘っていた。