毎月お給料が入ってきて、その中で生活費をやりくりして……。赤字にならないようにお金を管理するだけでも、意外と大変なものですよね? そもそも、なぜお金を貯めた方がいいのでしょうか。今回は貯蓄をしないと困ることについて知っておきましょう。
仕事を休んだらアウト!
貯蓄が全くなくても、入ったお給料のうちで家計をやりくりできれば、目先で特に困ることはないという人も多いでしょう。そんなときは、わざわざ貯蓄をしなくても大丈夫と思うかもしれません。
とはいえ、病気やけが、家族の都合などで仕事を長期間休まなければならないことが起きたら、今まで通りの収入はなくなってしまいます。貯蓄があれば、そんな「もしも」があっても、家賃を払ったり、食料品を買ったりといった日々の生活を維持できます。
目安としては、半年から1年分の生活費を目指しましょう。1カ月の生活費が20万円なら、120万円~240万円です。まずは現金や普通預金の残高がその水準になるまでは、積極的に貯蓄しましょう。
旅行費用にボーナスを充てている人は注意
働いていると、何かとストレスがたまりがち。たまには旅行に行ってリフレッシュしたいですよね。旅行費用には、ボーナスを充てている人が多いですが、それだけでは少し心配。もし貯蓄をせずに、この先ボーナスがカットされたら、旅行に行けなくなる人もいるのでは?
ボーナスがもらえるかどうかは、自分の努力とは関係なく決まってしまうもの。外部からの要因によって、自分の楽しみが左右されてしまうのは残念ですよね。自分でゆとりをもって貯蓄をしておけば、自分の人生の楽しみをあきらめずに済みます。先ほど紹介した「半年から1年分」にプラスアルファで、海外旅行1回分くらいのお金があると、精神的にもゆとりを持てますよ。