JR西日本は16日、エヴァンゲリオン新幹線「500 TYPE EVA」の運行期間を2018年春頃まで延長すると発表した。あわせて「500 TYPE EVA」への乗車がより楽しくなる「ボクらは、エヴァに乗る。」キャンペーンの実施も発表された。
「500 TYPE EVA」は、山陽新幹線全線開業40周年と『新世紀エヴァンゲリオン』放送開始20周年を記念した特別仕様の新幹線車両。2017年3月までの期間限定運行とされていたが、好評のため、約1年間運行期間が延びることになった。ただし、2017年4~5月頃は車両運用の都合上、「500 TYPE EVA」の運行は行わないとのこと。
今回発表されたキャンペーンは秋の行楽シーズンに合わせた企画で、スタンプラリーやレアアイテムプレゼント、声優ボイスによる車内自動放送の実施などからなる。スタンプラリーのスタンプと台紙は、山陽新幹線の新大阪駅・大阪駅・岡山駅・広島駅・博多駅に設置。「500 TYPE EVA」車内でも、スタンプ代わりとなるシールを配布する。これらを3つ以上集め、大阪駅・広島駅・博多駅の対象店舗で500円以上買い物すると、先着1万名にピンバッジがもらえる。その際にもらえるハガキで応募すると、抽選でオリジナルNゲージが当たるチャンスもあるという。実施期間は10月17日から2017年1月9日まで。
レアアイテムプレゼントキャンペーンは10月17日から2017年3月31日まで。期間中に対象の旅行商品を購入すると、「500 TYPE EVA」をデザインした「エヴァンゲリオン」シリーズのメカニックデザイナー、山下いくと氏の直筆サイン入りアイテムやオリジナルアイテムが抽選で当たる。
エヴァンゲリオンのキャラクター、渚カヲル(声 : 石田彰氏)による車内自動放送も10月17日から一部区間で開始。この音声が流れるのは「500 TYPE EVA」車両で運行する「こだま730・741号」のみで、エヴァンゲリオンの世界観で乗客を案内する。
平日に「500 TYPE EVA」に乗車するともらえるポストカードのデザインもリニューアル。新デザインは車内自動放送にも登場する渚カヲルと、「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野総監督の出身地でもある山口県の観光地がコラボした図柄となる。配布期間は10月17日から2017年3月31日まで。