日経リサーチは9月16日、ブランド力を測定・分析する「ブランド戦略サーベイ」2016年版の結果を発表した。調査は6~7月、コンシューマー4万3240人とビジネスパーソン4万1155人を対象に、インターネットで行われた。なお、対象企業は580社となっている。
同調査では、ブランド力を「企業ブランド知覚指数(PQ=Perception Quotient)」としている。評価項目は、コンシューマーの指標が「自分必要度」「愛着度」、ビジネスパーソンの指標が「ビジネス有用度」「企業魅力度」、共通指標が「独自性」「ブランドプレミアム」「推奨意向」。
「総合評価(総合PQ)」では、コンシューマーとビジネスパーソンでそれぞれ5指標のスコアを測定し、2つのスコアを統合することによって、算出している。
「企業ブランド総合評価(総合PQ)ランキング」の結果、昨年4位の「ヤマト運輸」(766)が初の首位となった。次いで2位は「グーグル(Google)」(771)、3位は「トヨタ自動車」(762)、4位は「ソニー」(759)、5位は「パナソニック」(745)。以降、6位「日本マイクロソフト(Microsoft)」(738)、7位「アップル ジャパン(Apple)」(728)、8位「キヤノン」(723)、9位「TOTO」(722)、10位「カシオ計算機」(718)と続いた。