ディラックは16日、Sharkoon Technologies製ミドルタワーケース「S25シリーズ」を発売した。通常の「S25-V」に加え、サイドウィンドウパネルを採用した「S25-W」をそろえる。店頭予想価格は「S25-V」が税別6,980円前後、「S25-W」は税別7,980円前後。
ドライブや電源を隠し、ケース内部のマザーボードなどを「魅せる」ことに特化したPCケース。また、多くのPCケースではフロントパネルにLEDや電源ボタン用のケーブルが付いているが、「S25シリーズ」ではフロントパネルをケーブルレス化し、ファンの交換やフィルターの清掃などでフロントパネルを外した場合におけるケーブルの断線を防ぐ。
吸気はフロントの両サイドから行う。冷却ファンとして、S25-Vはフロントとリアに1基ずつ120mmファン、S25-Wはフロントに2基、リアに1基の120mmファンを標準搭載する。また、トップに3基の120mmファン、あるいは2基の140mmファンを増設できる。なお、フロントには厚さ50mmまで、240mm/280mmサイズのラジエータを搭載可能。
搭載ベイは、5.25インチベイ×2基、3.5インチ外部ベイ×1(付属のオープンベイベゼルを使って、5.25インチベイに取り付け)、3.5インチ内部ベイ×3、2.5インチ内部ベイ×2。
このほかの仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大400mmまで、搭載CPUクーラーの高さが最大167mmまで、搭載電源の奥行きが最大205mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW210×D465×H450mm、重量は約6.5kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。