ASUSTeK Computerは16日、NVIDIA GeForce GTX 1080を搭載したグラフィックスカード「ROG STRIX-GTX1080-A8G-GAMING」を発表した。9月17日に発売し、店頭予想価格は税込99,500円前後。
同社のゲーミングブランドである「R.O.G.(Republic of Gamers)」のグラフィックスカード。ASUSでは、R.O.G.シリーズのGeForce GTX 1080カードとして定格モデルの「ROG STRIX-GTX1080-8G-GAMING」とオーバークロックモデル「ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING」を販売しているが、「ROG STRIX-GTX1080-A8G-GAMING」は、2つの製品の間に位置する製品で、コアクロックは1,670MHz、ブーストクロックは1,809MHzと、「ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING」に比べて抑え目なオーバークロックとなっている。
冷却には独自の「DirectCU III」クーラーを搭載。ヒートパイプを直接GPUに密着させ、熱の移動効率を高めるほか、通常のファンよりも低い回転数で強い風を送ることができる「ウイングブレードゼロノイズファン」で高い冷却性と静音性を実現する。
また、ファンの周辺や裏側の「R.O.G.」ロゴに内蔵したLEDを点灯するイルミネーション機能「Aura RGB Lighting」を搭載する。付属ソフトウェアから光の色や点灯パターンなどを変更することができる。
主な仕様は、ベースクロックが1,670MHz(定格の1,607MHzからOC)、ブーストクロックが1,809MHz(定格の1,733MHzからOC)、メモリが256bit接続の 8GB GDDR5X、メモリクロックが10Gbps、補助電源コネクタは8ピン+6ピン。出力インタフェースはHDMI×2、Dual-Link DVI-D×1、DisplayPort×2。本体サイズは約298mm×134mm×40mm。