ソニーは16日、デジタルカメラ「α」シリーズのEマウント用レンズとして、35mmフルサイズ対応で等倍撮影が可能な標準マクロレンズ「FE50mm F2.8 Macro」を発表した。9月24日から発売する。価格は68,000円(税別)。

FE50mm F2.8 Macro

汎用性に優れた焦点距離50mmのフルサイズ対応マクロレンズ。中望遠マクロレンズよりも広範囲の背景を入れたフレーミングが可能だ。料理や小物を撮影するテーブルフォトなどに向いているほか、スナップ、風景、ポートレートなど幅広く活躍できる。等倍撮影に対応し、開放F値も2.8と明るい。

「α7 II」への装着例

「α7R II」+「FE50mm F2.8 Macro」の作例

レンズ構成は7群8枚で、ED(特殊低分散)ガラスの採用により色収差を効果的に補正し、非球面レンズの採用により各種収差も補正。画面の中心から周辺までシャープな描写が得られる。本体は防塵防滴に配慮した設計だ。フォーカスモードスイッチ、フォーカスレンジ切り替えスイッチ、フォーカスホールドボタンを装備する。

そのほか主な仕様は、最小絞りがF16、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、画角が47度、最短撮影距離が0.16m、フィルター径が55mm。本体サイズは最大径が70.8mm、長さが71mm、重量は約236g。レンズフロントキャップ、レンズリアキャップが付属する。