通信販売チャンネル「ショップジャパン」を運営するオークローンマーケティングは9月15日、コードレスワイパー付きクリーナー「スイークル ふきとりクリーナー」(以下、スイークル)の予約を開始。発売は10月3日で、価格は税別14,800円。

カラーはメタリックレッド、メタリックネイビーブルー、メタリックシルバーの3色で展開する。本体サイズはW約25.2×D約18.0×H約27.4cm(取っ手を含む)、伸縮ポール装着時はH78.6~105.6cm。質量は約1.35kg。

スイークル ふきとりクリーナー

発表に先立ち、都内で記者説明会が開かれた。ショップジャパン SJマーケティング本部 Home Div.ダイレクター 渡邉敏章氏、ならびにマーケティング担当の長谷川未帆氏が登壇。ゲストとして日本清掃収納協会・会長の大津たまみ氏が訪れ、「床がキレイだと家全体をキレイに見せる効果がある」と床掃除の大切さを語った。

写真右の左から、SJマーケティング本部 Home Div.ダイレクター 渡邉氏、同じくマネージャーの長谷川未帆氏、ゲストの大津たまみ氏。スイークルの前モデルは、電動スイーパーというジャンルにカテゴライズされるが、「約10年で300万台を突破する、ショップジャパンの隠れたヒット商品」と渡邉氏

渡邉氏は、現在のクリーナーに求められている点として、(1)吸引力、(2)使いやすさ、(2)軽さを挙げる。クリーナーとフローリングワイパーの併用者は、3人中2人に上るそうだ。こうした背景をもとに、新製品は「毎日使うのにちょうどいいい"デイクリーナー"」と位置づける。

掃除道具には、何よりも手軽さが求められているという背景が

「床がピカピカだと反射効果で室内全体が明るい印象になる」(大津氏)

「毎日使うこと」にハードルを感じさせない

スイークルは、掃除機とフローリングワイパーが一体になった新しいジャンルのクリーナー。軽量、コンパクト、コードレス、と毎日手軽に使うことを重視した設計になっている。

コードレスなので、フローリング・畳・カーペット・車の中など、掃除できる範囲が広い。重さは約1.35kgと、女性やシニアでも軽々と運べる。登壇した長谷川氏も片手でスッと持ち上げていた

本体は床面であればどこでも自立。ハンドルやポール部分もスリムなデザインになっている。充電台もコンパクトで、場所を選ばない

これなら、ちょっとした食べこぼしやわずかなホコリなど日々の掃除に難なく取り出し、サッと掃除しやすい。掃除への「面倒だな」というハードルが下がることで、こまめに掃除できるようにもなるだろう。結果として、汚れが溜まりにくくなって毎回の掃除が楽になるという、キレイな室内をキープする好循環が生まれる。

1回の掃除で2回の掃除? その新感覚と秘密

スイークルで注目したいのは、掃除のクオリティーだ。ヘッドの裏面は、クリーナーのパーツであるブラシと、フローリングワイパーのパーツであるシートが共存する「Wクリーニングヘッド」を採用。これによって、まず床面に落ちているゴミを吸い込み、床に付着した汚れをふき取るという「2つの掃除」が同時に可能になっている。

一般的な掃除機と同様にブラシでゴミを吸い込む「吸引面」と、フローリングワイパー用のシートを装着できる「拭きとりワイパー面」を装備

本体に取り付けるワイパーシートは、市販のドライタイプ、ウエットタイプのどちらでも使える。装着方法は、裏面のシートパットを外し、ワイパーシートを包むように巻き付けて差込口に固定する。マグネットで固定されるため、シートパッドが掃除中に外れにくい

カーペットなど、ワイパーシートの使用が向かない場所を掃除する際は、シートパッドを充電台に収納できる

荷重がかかる操作部を床面部分に配して、手元への負担を軽減している。電源スイッチは足元にあって足で操作できるため、オンオフするときにかがむ屈む必要がない。ポール部分の長さは無段階で調節可能だ

ブラシ部分は、ロックをコインで解除して取り外しせる。ブラシに絡まる髪の毛や糸くずなどを除去するアイテムも装備。未使用時はポールに装着しておける