ライカカメラジャパンは15日、チタン素材で仕上げたレンジファインダー式デジタルカメラ「ライカ M-P (Typ 240)」と、広角単焦点レンズ2本をセットにした特別限定モデル「ライカM-P (Typ240) チタンセット」を発表した。発売は10月。世界で333セットの限定販売となる。

ライカM-P (Typ240) チタンセット

チタン素材で仕上げられたレンジファインダー式デジタルカメラ「ライカ M-P(Typ 240)」と、2種類のレンズをセットにしたモデルだ。セットになっているレンズは「ライカ ズミクロン M f2/28mmASPH.」と、「ライカ アポ・ズミクロンM f2/50mm ASPH.」。

ライカ M-P (Typ 240)は、無垢チタン削り出しのトップカバー、ベースプレート、ダイヤル類を採用したモデル。耐久性と耐摩耗性の優れたチタン材を使うことで、真ちゅうを使用した通常の「ライカ M-P」よりも堅牢性を向上させ重量を約90g軽量化している。トップカバー上部には「Leica」のクラシックロゴをあしらい、アクセサリーシューにはシリアル番号を刻印。

「ライカ ズミクロン M f2/28mm ASPH.」と「ライカ アポ・ズミクロン M f2/50mm ASPH.」は、ボディとマッチするようチタンアルマイト仕上げを施している。また、フォーカスのフィート表示と焦点距離は赤文字(レッドスケール)になっている。「ライカ ズミクロン M f2/28mm ASPH.」では化粧リングに、「ライカ アポ・ズミクロン M f2/50mmASPH.」ではバヨネットリングに、それぞれ限定数の番号を刻んだ。

「ライカ M-P チタンセット」のカメラとレンズの仕様は通常モデルと同等で、「ライカ M-P (Typ 240)」の詳細については、別記事の『ライカ、プロ向けレンジファインダー式の「ライカ M-P」』、「ライカ銀座店が10周年、限定記念モデル「ライカM-Pチタン」を10月に発売」などを参照いただきたい。