ライカカメラジャパンは15日、独特なデザインのインスタントカメラ「ライカ ゾフォート」を発表した。ホワイト、オレンジ、ミントの3色を用意。ドイツのケルンで9月20日から開催される「Photokina 2016」に出展される予定で、日本での発売は11月の予定だ。
ライカらしい独特の外観を持つインスタントカメラ。写真を撮影したその場で見たり、シェアしたりできる。焦点距離は60mm(35mm判換算で34mm)で、絞りはf12.7だ。
撮影モードは、自動、自撮り、人物&パーティー、アクション&スポーツ、バルブ(長時間露光)、接写、セルフタイマー、二重露光などを用意。選択したモードに従って、露出や絞りを自動で調整する。自動モードでは、できる限り内蔵フラッシュを作動させず、自然光を生かした撮影を行う。これにより、自然な雰囲気の被写体を写真に収められるとしている。
そのほか、2秒と10秒のセルフタイマーを備え、内蔵フラッシュはオン、オフの手動切り替えが可能。ボディ前面には、自撮りに便利な長方形のミラーも装備する。撮影モードに関係なく焦点距離が選択可能。
フィルムは、ISO800の感度のinstaxフィルムを使用する。カラーフィルムだけでなく、モノクロフィルムも用意されており、フレームはクリーム色を採用。そのほか、「ライカ ゾフォート用ストラップ」(ミント、オレンジ、ブラック&ホワイト)、「ライカ ゾフォート用ケース」(ブラック、ブラウン)などのアクセサリも別途発売される予定。
撮影範囲は標準で0.6~3m、接写モードで0.3~0.6m、遠景モードで3m~となる。0.37倍の光学実像式ビューファインダーを備え、シャッタースピードは1/8~1/4000秒。電源には充電式リチウムイオンバッテリパックを用い、バッテリ寿命は約100枚。