VSNはこのほど、女性の復職に関する調査を実施し結果を発表した。調査は9月6日~8日、出産後復職経験のある10~40代の女性871名を対象に、インターネットで行われた。
復職後の転職経験、39.5%
出産~育児休暇を経て復職したのち、転職した経験があるか尋ねたところ、39.5%が「ある」と回答。転職の理由を教えてもらったところ、「働きづらくなった」「仕事と育児の両立ができなくなった」「休職前のような働き方ができなくなった」などが上位に並んだ。
57.9%が復職後の収入低下
続いて、現在、希望通りの条件や環境で働けているか聞いたところ、「働けている」と回答した人の割合は62.3%だった。また、復職後の収入はどうなったのか尋ねたところ、半数以上が「下がった(57.9%)」と回答。その割合は、20代では70%、30代は59.7%、40代は49.2%と、世代によって差があることがわかった。
最後に、復職後の働き方について調査を実施。その結果、復職後「時短」で働いている人の割合は、全体の45.1%。また、「管理職」として働いている人の割合は18.7%と、2割に満たない結果となった。