独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は14日、Adobe Flash Playerの脆弱性に注意を喚起した。脆弱性を悪用したコンテンツをユーザーが開いた場合、Dos攻撃や任意のコードが実行される恐れがある。米Adobe Systemsは現地時間9月13日、脆弱性に対処した最新版のFlash Playerを公開済み。IPAやJPCERT/CCは速やかな適用を呼びかけている。
今回提供されたセキュリティパッチでは、26件の脆弱性に対処。影響を受けるFlash Playerは22.0.0.211以前など下記のバージョン。使用しているFlash Playerのバージョン確認は「Adobe Flash Player:Version Information」から行える。
- Adobe Flash Player Desktop Runtime 22.0.0.211およびこれ以前(Windows、Mac)
- Adobe Flash Player Extended Support Release 18.0.0.366およびこれ以前(Windows、Mac)
- Adobe Flash Player for Google Chrome(Windows、Mac、Linux、Chrome OS)
- Adobe Flash Player Edge and IE11 22.0.0.211およびこれ以前(Windows 8.1 / 10)
- Adobe Flash Player for Linux 11.2.202.632およびこれ以前(Linux)