JR西日本はこのほど、大阪駅南広場で工事を進めていた歩道橋とバスターミナルの整備工事が間もなく完了し、10月1日から使用を開始すると発表した。
新たにできる歩道橋は、西側のサウスゲートビル2階と東側の梅田新歩道橋をつなぐルート。全長70m・幅5mで、「スカイウォーク」と名づけられる。南北をつなぐ梅田新歩道橋の中央付近に東西をつなぐ歩道橋が接続されることで、駅南側の回遊性が向上するとともに、歩道と車道の分離による安全性の向上も期待される。
バスターミナルの整備では、駅南広場の東側に混在していたバスターミナルとタクシーのりばを駅の東側と西側に分離。道路上にあった一部バス乗場をバスターミナル内に集約し、乗降者の安全性・利便性を向上させるとともに、道路との接続部分で発生していた交通渋滞の解消を図る。