日本観光振興協会(日観振)と日本旅行業協会(JATA)は9月22日~25日、世界最大級の旅のイベント「ツーリズムEXPOジャパン2016(JATA Tourism EXPO Japan 2016)」を東京ビッグサイト(東京都江東区有明)にて開催する。
同イベントは、海外旅行・訪日旅行・国内観光のさらなる需要喚起を図るべく、観光産業はじめ、全産業や地域の力を結集して実施する世界最大級の旅のイベント。3年目となる2016年は「旅は変える、人生を。世界を。」のテーマを掲げ、2020年に向けて観光産業の果たす大きな役割としてさまざまな観光情報と最新の業界動向を国内外に発信するという。また、今年度から新たにスタートする国内・訪日そして海外旅行の交流を促進するスポーツ庁、文化庁および観光庁の三庁と官民連携プロジェクト第1弾の 「ジャパン・トラベル・マンス」の幕開けとなるイベントともなっている。
日本の秋は、「芸術文化の秋」「スポーツの秋」「行楽の秋」「実りの秋」など、集中してものごとに取り組んだり、身体を動かしたりと四季を通じて最適な季節というところに着目。同イベントでは開催期間を通じ、地域に眠っている「スポーツ」や「文化」の魅力に光を当てた展示やフォーラムを通じ、旅に出たくなるムーブメントと新しい旅の魅力、そして日本ブランドを世界に発信する。
今年度の事業として、展示会は「スポーツと観光の融合」や地域の魅力や伝統工芸を観光というカタチにしている産業や団体、テクノロジーが創る観光など新しい切り口の企画を具現化する。また、フォーラムにおいては「スポーツ&MICE」をテーマに、これからの地域振興の切り札となるセッションを展開するなどジャパン・トラベル・マンスのキックオフイベントにふさわしい内容で展開。「交流大国 日本」の実現に向け、ジャパン・トラベル・マンスを盛り上げていくとしている。
主なプログラムとして、「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」(東京ビッグサイト 東5ホール)にて、スポーツ庁、文化庁、観光庁の三庁が「スポーツ文化ツーリズムアワード 2016」として今夏募集した取り組む・活動を8地域のパネル展示で紹介。また、10月19日から開催される「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」(京都会場:ロームシアター京都等、東京会場: 六本木ヒルズ等)の告知紹介を行う。
また、「江戸木版画(東京)」「近江上布(滋賀)」「波佐見焼(長崎)」など、日本国内で古くから生活に根付いてきた伝統工芸品に地域の観光資源として光を当てることで、身近に体験できるワークショップを開催する。
会期は9月22日~25日で、一般公開日は24日・25日。また、「VISIT JAPAN トラベル&MICE マート 2016」(9月21日~23日)や、「全国ご当地どんぶり選手権 in ツーリズムEXPOジャパン2016」(9月24日~25日)なども同時開催となる。