小さな子どもを持つ親にとって、手を焼く育児のひとつに挙げられるのが"歯磨き"。それならば、やりたくなるような"動機"を歯磨きに持たせればよい。そこで導入したのが、大好きなゲームも楽しめる"とあるアプリ"と連結した歯ブラシだ。
面倒くさいから脱却させるゲームの力
歯磨きを怠ると虫歯になってしまい、何より痛い思いをするのは子ども自身。そこで小さな内は親も必死になってケアするものだが、子が小学校に入ると、ひとりで何でもできるように自立を促さなければならない。
とはいえ、大人でも正直少々面倒くさい歯磨きをまだその本来の意味をしっかりと理解できていない子どもに習慣づけさせるのは、それほど簡単なことではない。そう、面倒くさいのだ。現在、小4になるわが子も恥ずかしながら、親が声掛けしないと進んでは歯磨きをしないし、油断しているとすぐにサボってしまっていて、仕事との両立で忙しい筆者にとっては悩みの種のひとつつであった。
しかし、この夏休みにそうした事態を打破する救世主が登場した。サンスターから今春発売された「G・U・M PLAY(ガム プレイ)」(税別5,000円)だ。
日ごろ使用している歯ブラシに専用のアタッチメントを装着すると、ブルートゥースでスマートフォンと接続通信して、加速度センサーや独自のアルゴリズムを用いて歯磨きの動きを認識・解析できるという商品。そしてその機能を利用して、歯ブラシを動かしながらスマートフォン用のゲームアプリで遊びながら楽しく歯磨きができるという画期的な商品だ。なお、この商品は推奨ハブラシ以外でもアタッチメントに刺されば使用に問題ないが、 推奨歯ブラシ以外を使用して起きた不具合は、メーカーの保証対象外となる。
今まで筆者も、「やりたくなるような"動機"を歯磨きに持たせればいい」と思い、ご褒美シールのようなもので釣ってみたりはしたものの、わが子には長続きするような効果はなかった。しかし、大好きなゲームなら話は違うはず! そう思い、この夏休みに試してみることにした。
結論から言うと、結果は効果てきめん。ゲームがやりたいがために、朝起床しても食事の後も寝る前も、筆者のスマートフォンを借りに来て、自ら率先して歯磨きをしてくれるように大変身! どんなところが子供に歯磨き意欲をかきたてたのか、紹介しよう。