国交省は9月9日、韓国のサムスン電子社が製造販売する新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」について、充電も含めて機内使用の禁止と受託手荷物の預けの禁止を、国内航空会社宛に要請したことを公表した。

ギャラクシーノート7

通常、スマートフォンやパソコン等リチウム電池を内蔵した携帯型電子機器については、「航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示」において、旅客等が機内持ち込み手荷物または受託手荷物として輸送できることを定めている。同件に関しては、米国等すでに販売されている国々において、充電中等において内蔵のリチウムイオン電池が爆発する等の事故が多数発生していることを受けての対応となる。

JALグループが運航する国内・国際線機内での使用と受託手荷物を禁止している(コードシェア便に関しては、運航会社の取り扱いに準ずる)。また、ANAでも国交省の指示に従う方向で調整をしているとのこと。