マガジンハウスは9月21日、堀江貴文氏と予防医療普及協会による『むだ死にしない技術』(1,200円・税別)を発売する。
同書は、堀江氏初となる健康法についての著書。仕事、人生、経済、すべてのパフォーマンスを上げる、超合理的健康論を提唱する。
堀江氏はここ数年、日本の医療や健康のあり方について取材を続けてきた。その中で、最新の技術力を持つにもかからわず、専門領域を超えて情報共有がされていないこと、医者と患者の間に情報格差があること、ネットと連携していないことなど、問題点が多い日本の現状を目の当たりにしたという。
また、情報を知らなかったゆえに助かる病気で亡くなる人も多いとのこと。このような「むだ死に」ともいえる人を減らすには、「予防」が大切であるという考えのもと、2015年に「予防医療普及委員会」(現・一般社団法人予防医療普及協会)を立ち上げた。現在、日本から「むだ死に」をなくすための活動を行っている。
同書では、病気を予防することは、「むだ死に」を減らして寿命を延ばし、医療制度の破たんも防ぐ方法であると提言。日本医療の現状のほか、胃がんとピロリ菌の話、「忙しい」を言い訳にしない予防と検診の話、歯周病の予防が健康につながること、眼(め)と予防の話など5章に分けて解説。堀江氏が注目する最新の医療とテクノロジーについても解説している。