FCAジャパンは17日、フィアット「500」の限定車「500 ジェニオ」を全国のフィアット正規ディーラーにおいて販売開始する。内外装にユニークなグラフィックを採用している。
モデル名の「ジェニオ」はイタリア語で天才を意味する単語。同モデルはFCAのデザイン部門である「チェントロスティーレ」が日本のためだけにデザインした特別な限定車で、日本とイタリアの国交150周年にあたる2016年を記念するモデルともなっている。
ベースモデルは「500 ツインエアラウンジ」で、ボディカラーにメタリックグレーを採用した。インテリアには、通常のアイボリーではなく限定モデルならではのブラックを基調として、専用のポルトローナ・フラウ製のレザーシートを採用している。デザイン上のアクセントとして、ダッシュボード、Bピラー、キーケースに、現行「500」のデザイナーであるロベルト・ジョリート氏が黒板に描いたラフスケッチをグラフィックとして採用した。
その他、ミラーカバーはクローム、ホイールは限定車専用の16インチアルミホイールとなっており、センターキャップには円周率が施されている。価格は271万7,280円(税込)で、150台の限定販売となっている。