FCAジャパンは17日、フィアット「500」の限定車「500 イタリー」を発売する。FCAのデザイン部門「チェントロスティーレ」が日本のためだけにデザインした特別な限定モデルとなっている。

フィアット「500 イタリー」

同モデルは日本とイタリアの国交150周年にあたる2016年を記念するモデルでもある。ベースモデルは「500 ツインエアラウンジ」となっており、ボディカラーは三層仕上げパールペイントの「アイスホワイト」。インテリアはブラックを基調に専用のポルトローナ・フラウ製のレザーシートを採用した。

また、シートバックのトリコローレカラーのロゴ、ルーフのイタリアンフラッグステッカー、特別デザインのBピラーバッジとキーカバーが特別装備される。ミラーカバーはクローム、ホイールはポリッシュ加工された15インチアロイホイールで、センターキャップの外周がホワイト仕様になっている。

エンジンは直列2気筒8バルブターボの875ccで、ATモード付き5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」との組み合わせ。JC08モード燃費は24.0Km/リットル。価格は、通常16万2,000円のオプションカラーである「アイスホワイト」を採用し、レザーシートや専用および特別装備を追加したにもかかわらず、ベースモデルより12万5,280円アップにとどまる271万7,280円(税込)。150台の限定販売となっている。