結婚後の働き方の希望に男女差

マイナビは9月8日、「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 8月の活動状況」の結果を発表した。調査は8月26日～30日、2017年に卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生を対象にインターネットで行われ、1,077名の有効回答を得た。

結婚を希望する学生に、自身の結婚後の働き方とパートナーの結婚後の働き方について、希望するものを聞いた。男性は「働き続けて欲しいが、働き方を変えるのには賛成(正社員→パート等)」(文系男性32.8%、理系男性47.5%)、「結婚する前と同じ働き方でいて欲しい」(文系男性35.2%、理系男性24.3%)が多かった。女性は「結婚する前と同じ働き方でいて欲しい」(文系女性94.2%、理系女性92.3%)が圧倒的多数に。男女で差が見られた。

また、結婚と育児(出産)の両方を希望する女性に出産後の働き方について聞くと、文系女性では50.3%、理系女性では60.0%が「育児休暇が明けたら、すぐに正社員として復帰し、出産前と同じように働きたい」と回答。

同様に、結婚と育児の両方を希望する男性に、妻が出産後働く場合の働き方について聞いたところ、「育児休暇が明けたら、すぐに正社員として復帰し、出産前と同じように働いて欲しい」と回答した割合が文理男子ともに2割前後で、こちらも男女で大きな差があることが分かった。