女優エミリー・ブラントが主演するミステリー映画『ガール・オン・ザ・トレイン』が11月18日に日本公開されることが決定し、予告映像とポスタービジュアルが9日、公開された。

映画『ガール・オン・ザ・トレイン』ポスタービジュアル

原作は、NYタイムズベストセラーで21週1位となり77週ランクイン、英国のサンデー・タイムズ・ベストセラーでは30週1位となり66週連続ランクインという記録を打ち立て、45カ国でベストセラーとなった同名のミステリー小説だ。

主人公は、愛する夫と離婚し傷心の日々を送るレイチェル。彼女は満たされない思いを埋めるかのように、通勤電車の窓から見える"理想の夫婦"を毎朝のぞき見ることで別れた夫との幸せだった日々を空想し、自身と重ね合わせる。ある朝、レイチェルは車窓から"理想の妻"の不倫現場を目撃。さらに、その妻は間もなく死体で発見され、レイチェルは唯一の目撃者として事件の真相を追うも、なぜか周囲から疑惑の目を向けられてしまう。また、真相に迫るにつれ事件に関わる人々の隠された顔が次々と明らかになる。

この目撃者でありながら疑惑の目を向けられるレイチェルを演じるのは、『プラダを着た悪魔』(06)のエミリー・ブラント。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)でヒロインを務めたレベッカ・ファーガソン、『マグニフィセント・セブン』(16/日本公開は2017年1月27日)など話題作への出演が続く若手女優ヘイリー・ベネット、『ドラキュラZERO』(14)のルーク・エヴァンスらが共演する。メガホンを取るのは、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』(11)のテイト・テイラー監督。誰もが抱える心の闇を浮き彫りにした、深く重いラストを展開する。

予告は、レイチェルが電車の中から見た"理想の妻"について証言するシーンからスタート。金曜日の夜にどこに行っていたのか問われたレイチェルは、「(別れた)主人に会いに行った」と返答するが、「消えた女性は彼の子のベビーシッターだった」という事実が告げられる。それぞれの関係が絡まる中、レイチェルは事件が起こった夜のことについては「覚えてない。記憶がないの」と発言。「早くあの夜のことを教えて」と詰問されると、彼女は「自分が怖いの…」と意味深な涙を流す。謎が謎を呼ぶ映像に仕上がっている。


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