女優の剛力彩芽がこのほど、テレビ朝日系主演ドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域は異なる)のクランクアップを迎え、号泣しながらキャスト・スタッフ陣に感謝した。きょう9日に最終回を迎える。
吉田茂政権以来、70年ぶりとなる「官邸料理人」に抜てきされた、剛力演じる天才シェフ・一木くるみが、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく姿を描く同作。
最後の撮影は、総理官邸小ホールのシーンで、剛力は、同時に撮了した小日向文世、三宅弘城、新川優愛、松尾幸実らとともに花束を受け取ると、「本当にお疲れさまでした。今回は、自分でもびっくりするほどマイペースにやらせていただいた現場でした」とあいさつ。感極まって号泣しながら、関係者の労をねぎらった。
一方で、「調理するにしても、いつも食べてばっかりでしたが(笑)、すごく楽しい現場でした!」と充実の様子。「小日向さんがいつも現場の雰囲気を明るくしてくださって、人としても勉強させていただくことばかりでした。三宅さんには年の差をこえ、いつも友人のように演じさせていただいて、とても楽しかったです」と、共演者との思い出を振り返った。
そして最後に「まだまだ座長として全然なっていないのですが、できればまた皆さんとご一緒できたらいいな、と思いますし、成長した私でご一緒できるように、これからも頑張りたいな、と思っています」と意気込みを示し、慣れ親しんだセットを名残惜しそうに後にした。