ASUSTeK Computerは8日、同社のゲーミングブランド「R.O.G.」シリーズで展開する、MMOゲーム向け無線/有線両対応マウス「ROG Spatha」を日本市場向けに販売すると発表した。東京・秋葉原のソフマップ秋葉原本館とツクモ DOS/Vパソコン館の2店舗で、15日に先行販売し、10月15日に全国で発売する。店頭予想価格は税込21,500円前後。

ROG Spatha

左側面の6ボタンに加えて、左右のクリックボタンやホイールなども含めて、全部で12個のボタンを搭載。すべてカスタマイズに対応し、各ボタンに対して好きな機能を割り上げることが可能。多くのキー操作やショートカットやマクロの操作が必要なMMOゲームに好適という。設定内容は本体に内蔵したフラッシュメモリに保存できる。

左右のクリックボタンにはオムロン製スイッチを採用する一方で、同タイプのオムロン製市販スイッチと交換でき、標準のスイッチのほか、重めのクリック感を持つ交換用スイッチが付属する。

センサーは解像度8,200dpiのレーザーセンサーを搭載。ゲームプレイ中において、3つ以上の解像度の切り替えは困難として、あらかじめ設定しておいた2つの解像度を交互に切り替えるシンプルな設定を採用する。また、使用するマウスパッドに合わせてセンサーのキャリブレーションが行えるほか、センサーの認識距離を11段階から選択できる。

レポートレートは最大2,000Hzで、有線接続時には125Hz~1,000Hz、無線接続時には125Hz~1,000Hzの間で設定できる。インタフェースはUSB 2.0。無線方式は2.4GHz RF接続。レシーバ機能付きの充電ドッグを用意する。また、ホイールと側面のボタン、R.O.G.ロゴにLEDを搭載し、イルミネーション機能をサポートする。

本体サイズはW89mm×D137×H45mm、重量は178.5g。充電ドッグのサイズはW81×D22×H141mm。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。