マーシュは9月6日、「オリンピックに関するアンケート調査」の結果を発表した。

「とても良い・やや良い」が約半数

「オリンピックの公式スポンサーの企業に対してどのような印象を持つか」という質問に対して、「とても良い印象」が10.9%、「やや良い印象」が37.9%、「なんとも思わない」が42.1%、「あまり良くない印象」が0.9%、「良くない印象」が0.0%、「スポンサー企業を知らない」が8.2%という結果となった。

オリンピック公式スポンサー企業への印象

「とても良い印象・やや良い印象」と回答した人に、その理由について聞いてみると「社会的責任を果たしている感じがするから」(20代男性)、「世界的な企業という印象を抱く」(60代男性)、「国際的なスポーツの祭典の支援企業としてイメージアップした」(60代男性)、「オリンピックのスポンサーになれるという格を感じる」(20代男性)、「スポーツは夢を与える力があると思う。それをサポートしている企業は印象がよい」(20代女性)、「利益ばかりを追求せず社会貢献の姿が見えるので」(60代女性)といった声があった。

一方、「なんとも思わない・あまり良くない印象・良くない印象」と回答した人の理由は、「オリンピック公式スポンサーであることにそこまで価値を見いだしていないから」(20代男性)、「企業のネームバリューの向上のためのスポンサーであり、企業に特に興味はない」(60代男性)、「スポンサーをしていても商品自体でしか印象がないから」(30代女性)、「印象は良くも悪くもならない。ただばく大なスポンサー料を払う力があるんだなと思うだけ」(40代女性)、「オリンピックが商業化しているような気がする」(60代女性)などの声があった。

調査期間は8月4日~6日、対象は20代~60代の男女、有効回答数は350件。