JR北海道は7日、台風10号による橋りょうや路盤の流出などの影響で札幌~帯広・釧路間の特急「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」が全面運休となっている件に関し、8日から臨時列車と代行バスでの代替輸送を開始すると発表した。
同社の発表によれば、札幌~トマム間で臨時特急列車、帯広~釧路間で臨時快速列車をそれぞれ1日3往復運行。トマム~帯広間で臨時特急・臨時快速に接続する代行バスを1日3往復走らせ、札幌~帯広・釧路間の交通手段を確保する。下り(釧路行)臨時特急列車の札幌駅発車時刻は7時54分・11時53分・14時16分、上り(札幌行)臨時快速列車の釧路駅発車時刻は8時23分・10時37分・14時50分。札幌~釧路間の所要時間は5時間半から6時間程度となる。
列車の停車駅は、臨時特急列車が札幌駅・新札幌駅・南千歳駅・追分駅・新夕張駅・占冠駅・トマム駅、臨時快速列車は帯広駅・池田駅・浦幌駅・白糠駅・釧路駅。代行バスはトマム~帯広間を直行運転する。臨時列車はグリーン車が連結され、車内でグリーン券を販売する。