JR東日本は6日、従来のホームドアより開口部が広く、低コストで工期が短くて済む新たな形式のホームドアを横浜線町田駅に試行導入すると発表した。

横浜線町田駅に試行導入される新たな形式のホームドアイメージ(JR東日本提供)

この新たな形式のホームドアは、既存のホームドアと同等の強度を確保しながら、内部機構を簡素化したのが特徴。列車の停止位置の許容範囲を広げるように、開口部を2.8mと広く取った。扉は横開きのフレーム構造で、左右にスライドすることで開閉する。JR東日本グループのJR東日本メカトロニクスが開発した。

今年度末に、町田駅4番線ホームに編成両数と同じ8両分を設置予定。機能確認のため、先行して今年中に車掌側(東神奈川方)に1両分を設置するという。ホームドア設置にともない、横浜線では11月20日から一部の列車でダイヤ変更を行うとのこと。詳細は後日発表される。