経済産業省 資源エネルギー庁が9月7日に発表した石油価格調査(9月5日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.7円高い122.9円となり、2週連続で値上がりした。
来週は小幅な値上がり
石油情報センターは「石油元売り会社が先週までに卸価格を引き上げた分が、今週の小売価格に反映された」と分析。来週の価格動向については「今週と同様に8月29日までの卸価格上昇に伴う未転嫁分がまだあるとみられ、小幅な値上がりを予想している」と話している。
都道府県別にみると、37道府県で値上がり、4県で横ばい、6都県で値下がりした。最も高かったのは長崎県の130.9円(前週131.2円)で、次いで鹿児島県の130.2円(同130.0円)、沖縄県の129.2円(同129.3円)と続いた。一方、最も安かったのは埼玉県の117.5円(同117.8円)だった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.8円高い133.8円と、2週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格も 前週より0.3円高い102.5円と、同じく2週連続で値上がりした。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より1円安い1,150円と3週ぶりに値下がりした。