米国運輸省は現地時間の9月1日、羽田空港発着枠に関して米航空会社各社からの申請を正式承認。これにより、米4社が運航する昼間時間帯5路線が10月30日より就航、ハワイアン航空が運航する深夜早朝時間帯のコナ線/ホノルル線が12月21日に就航する。
米航空会社の昼間時間帯に関しては、アメリカン航空がロサンゼルス線、デルタ航空がロサンゼルス線とミネアポリス線、ユナイテッド航空がサンフランシスコ線、ハワイアン航空がホノルル線を運航。アメリカン航空が申請していたダラス・フォートワーク線、デルタ航空が申請していたアトランタ線、ユナイテッド航空が申請していたニューアーク線は、それぞれ見送りとなった。なお、ハワイアン航空の深夜早朝時間帯のコナ線/ホノルル線は、コナ線が週3便とホノルル線が週4便での運航となる。
日米間の羽田空港昼間時間帯に関しては双方1日5便ずつ、深夜・早朝時間帯に関しては双方1日1便ずつ運航することで合意。日本の航空会社には、ANAに4便、JALに2便の割り当てられた。ANAは羽田の昼間時間帯にニューヨーク/シカゴ線を新規就航し、現在運航しているホノルル線を昼間時間帯に移し、ロサンゼルス線は深夜・早朝時間帯のままとなる。JALは深夜・早朝時間帯で運航しているサンフランシスコ/ホノルル便を昼間時間帯に移行する。