東京フードワークスは9月7日、同社が展開する「人形町 田酔」の新業態店舗として、"おむすびと日本酒"をテーマとした和食居酒屋「人形町田酔 門仲の酒場」(門前仲町店)を東京都江東区にオープンする。
都内で運営している「人形町 田酔」は、日本酒をメインにオリジナルの酒肴や魚沼十日町のこしひかりのごはんが楽しめる割烹。"田酔"という店名は「"田"んぼの恵みに"酔"しれる」店が由来となっているとのこと。造り手の顔が見える「純米酒」をはじめ、「おむすび」「串焼」「おでん」「海鮮」などオリジナルの一品料理を取りそろえる。
提供する日本酒は厳選した純米酒または食中酒のみとなっており、新政(秋田)、一白水成(秋田)、伯楽星(宮城)、寫樂(福島)、飛露喜(福島)、加茂錦(新潟)、仙禽(栃木)、而今(三重)、土佐しらぎく(高知)、貴(山口)、東洋美人(山口)、三井の寿(福岡)、若波(福岡)、東鶴(佐賀)、ちえびじん(大分)を定番蔵としてラインナップ。
「おむすび」は、注文を受けてから職人の手によって一つひとつていねいに握られるのが特長。新潟栽培米コシヒカリと佐賀県産有明海苔、淡路の藻塩を使用する、具材は佃煮や焼ほぐしの魚、季節の海鮮や漬物など常時40種類を取り揃えるが、中でも同店がオススメする具材は、「鯖(さば)」と「あさり」とのこと。
「串焼」は素材を丁寧に仕込み、火通りのいい「金串」で大振りに焼き上げる。田酔本店で展開しているメニューが串焼きになった「鶏ももの柚庵串焼」「あわびの香草バター串焼」などが登場する。「おでん」は「飛魚(あご)出汁」仕込みとなっており、すっきりした甘みと独自の旨みが凝縮された出汁が特徴とのこと。いか天、棒天、じゃこ天などの「長崎かんぼこ」や、じっくり煮込んだ牛すじなどが楽しめる。
ランチも営業し、田酔名物・京風出汁巻玉子と一緒に提供する握りたての「おむすび」が付いた「おむすび御膳」も楽しめる。「人形町田酔 門仲の酒場」の営業時間は11時~14時と17時~23時頃。