ネオマーケティングは9月6日、「スマホのデータ通信量」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を発表した。調査は8月26日~29日、全国の15歳~39歳のスマートフォンユーザー1,200名を対象に行われた。
スマホ使用時間は1日「1~2時間」が最多
1日あたりのスマホの使用時間を聞いたところ、全体で最も多い回答は「1時間~2時間未満」で20.8%が回答する結果に。年代別で比較をすると、20代、30代は「1時間~2時間未満」と回答した人が最も多い回答であるの対し、10代の最も多い回答は「6時間以上」20.5%となった。20代30代と比較し、10代のスマホの使用時間が長いことがわかる。
1日あたりのスマホの使用時間が増えたと思うか聞くと、「やや増えた」と回答した人が全体で53.3%で、「とても増えた」の26.9%を合計すると80.2%。年代別で比較をすると20代、30代も約8割と高い数値となったが、とくに10代は合計86.0%が増えたと回答している。
使用しているアプリ1位は「LINE」
スマホのデータ通信量は増えているかと聞いたところ、増えた計が76.6%に。10代の女性は合計84.0%が増えたと回答し、他の性年代より多い結果となっている。
使用しているスマホのサービス・アプリは、全体で1位「LINE」(73.1%)、2位「Youtube」(59.0%)、3位「ポケモンGO」(26.0%)となった。「LINE」「Youtube」は他年代と比較し10代が多く回答しているのに対し、4位「facebook」は10代が少なく19.0%。
データ通信量については、全体で25.8%が「とても気にしている」、39.3%が「やや気にしている」、合計65.1%が気にしていることがわかった。
62.1%がデータ通信速度制限の経験アリ
データ通信速度制限(各社規定のデータ通信量の上限を超えた場合、ユーザーに対し通信速度を制限すること)は、62.1%が「経験がある」と回答。特に10代は経験者が多く71.5%だった。
速度制限がかかった際のことを聞くと、「とてもイライラした」(52.9%)、「ややイライラした」(37.3%)で合計90.2%の方がイライラしたと回答している。年代で比較をしても、10代89.5%、20代91.6%、30代89.6%と大きな差はなく、全ての年代で速度制限に対しイライラしていることがわかった。
速度制限経験者に対し、速度制限がかかった際にどのように対処しているか聞くと、1位「Wi-Fiを使用する」(73.8%)、2位「通信量をこまめにチェックする」(29.9%)、3位「スマホの利用を控える」(27.1%)、4位「データ容量を購入する『データチャージ』を使用する」(10.5%)、4位「特に何もしていない」(9.4%)、6位「データ通信量のプランを変更する」(2.7%)という結果になった。