アイドルグループ・V6の年長ユニットである20th Century(通称:トニセン)の坂本昌行・長野博・井ノ原快彦が、舞台『TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星』に主演することが6日、わかった。
同作はトニセンの楽曲に合わせてストーリーを展開。生きることに惑う3人の男たちが、胸深くしまい込んでいた「本当の自分」と再会するための心の旅路を描き、ミュージカルではなく、”Play with Music”という新たなジャンルとして公演を行う。
脚本・演出を務めるG2は「トニセンの三人から頂いたお題は『今までに見たことのない舞台』」だと明かし、「そういうことなら、こっちも本望とばかりに 目をつけたのは、トニセンが発表してきた歌の中に潜む謎」と制作意図を語った。
G2は「その謎を解くうちに、芝居と歌、ダンスとトークの境目が無くなってゆき、フィクションとノンフィクションを隔てる柵も取っ払われて、皆さんを見たことのない、切なくて優しいファンタジー世界へと誘う。今回は、そんな舞台になります。ご期待ください」とメッセージを送った。
トニセンの3人はこれまで『東京サンダンス』『トンカツロック』など3人主演の作品を世に出しているが、新作舞台は2003年の『SAY YOU KIDS』以来13年ぶり、3人で舞台に立つのは2013年の『ON THE TOWN』以来3年ぶり、3人のみで舞台を行うのは初めてとなる。
東京公演は東京グローブ座で2017年1月21日~2月14日、福岡公演はキャナルシティ劇場で2月18日~19日、大阪公演はシアター・ドラマシティで2月24日~26日。一般発売は11月12日10時より。
20th Centuryコメント
坂本昌行
30年近く時間を共にしてきた3人が、初めての3人だけの舞台。そんな僕らだからこそ出せる空気、空間をお客様に 楽しんで頂きたいと思います。この作品が僕達にとって新たなスタートとなれるように頑張ります。
長野博
トニセン3人が40代になり、今だからこそ作れる新しい試みの舞台を、オリジナル作品としては13年ぶりにお届け出来る事 を楽しみにしています。物語が進む中で、僕らのナンバーがストーリーに溶け込み、トニセンだけで作りあげてゆく世界観を感じていただき、今までとは違った空間の中へ皆さんをお連れします。是非、劇場に足を運んで下さい。お待ちしています。
井ノ原快彦
数年前から話し合ってきたことが、ようやくカタチになりそうです。自分たちの曲を使ったオリジナルストーリーです。30年近く共に歩んできた僕らだからこその舞台になると思います。40代の男3人が創る、不思議な不惑の世界に是非お越しください。