テクノプロ・コンストラクションはこのほど、「防災意識に関する調査」の結果を発表した。同調査は8月24日~26日、首都圏(一都三県)に住む20~69歳の男女2,000名を対象に、インターネットで実施したもの。

自分の身にも起こりうると感じる自然災害

自分の身にも起こりうると感じる自然災害を聞いたところ、91.3%が「地震」と回答した。次いで、「台風」(77.9%)、「ゲリラ豪雨・集中豪雨」(74.3%)、「落雷」(49.3%)と続いている。

続いて、自宅や自宅周辺の災害対策は十分に行えて(行われて)いると思うかを聞いた。その結果、自宅の建物の耐震性については、「十分だと思う」が27.9%、「十分ではないと思う」が45.5%、「把握していない」が26.7%だった。災害発生時のご近所との協力関係では、「十分だと思う」が13.3%、「十分ではないと思う」が54.3%、「把握していない」が32.4%となっている。

地震への備えとして実践していることについて尋ねると、最も多かった回答は「食料や飲料水の備蓄」(55.1%)だった。次いで、「防災グッズの用意」(28.7%)、「家具や家電の固定」(24.8%)、「避難場所・避難経路の確認」(24.2%)と続いている。また、特に家庭で地震への備えを実践していないとする「特になし」は24.3%とだった。

地震への備えとして実践していること

これまで有名人の行った災害支援を見聞きして、気持ちが動かされたことがあったかを聞いたところ、53.4%が「あった」と回答した。具体的に誰の行動か自由回答形式で尋ねると、最多回答は「中居正広さん」(287人)、次いで、「江頭2:50さん」(212人)、「石原軍団」(107人)、「木村拓哉さん」(45人)となった。

左:有名人の行った災害支援を見聞きして、気持ちが動かされたことがありましたか? 右:具体的に誰の行動に気持ちが動かされましたか?

災害時に一緒にいたら頼りになりそうな有名人は誰か尋ねたところ、1位は「武井壮さん」(105人)、2位は「中居正広さん」(101人)、3位は「江頭2:50さん」(60人)だった。男女別にみると、男性の1位は「武井壮さん」(49人)、女性の1位は「中居正広さん」(60人)となっている。