国立国際美術館(大阪・中之島)では10月22日~2017年1月15日、「日伊国交樹立150周年特別展 アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」を開催。"ルネサンス期のヴェネツィア絵画"をテーマとした日伊国交樹立150周年を契機とした企画で、アカデミア美術館のコレクションがまとまった形で来日する初の機会になるという。
アカデミア美術館は、ヴェネツィアの美術アカデミーが管理していた諸作品を礎としており、14世紀~18世紀にかけてのヴェネツィア絵画を中心に約2,000点を数えるコレクションを有している。
期間中は、15世紀~17世紀初頭にいたるヴェネツィア・ルネサンス絵画として、ジョヴァンニ・ベッリーニをはじめ、クリヴェッリ、カルパッチョ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼといった巨匠たちによる57点の名画を展示する。中には、ヴェネツィア盛期ルネサンス最大の巨匠とされるティツィアーノが晩年に手がけた縦4mに及ぶ祭壇画の大作《受胎告知》(サン・サルヴァドール聖堂)も特別出品されるという。
同展の開催時間は10時~17時(金曜日は19時まで)、入場は閉館の30分前まで。月曜日と12月28日~2017年1月4日は休館(ただし1月9日は開館し、翌日休館)。観覧料は、当日一般1,500円、大学生1,200円、高校生600円、前売は一般1,300円、大学生1,000円、高校生400円。前売券は10月21日までの販売となる。
※価格は全て税込