ファーウェイは1日(ドイツ時間)、ドイツで開催中の家電見本市「IFA 2016」にて、8.4型ディスプレイ搭載のAndroidタブレット「HUAWEI MediaPad M3」を発表した。
2,560×1,600ドット解像度のWQXGA液晶を採用した、Android搭載のフラッグシップタブレット。IPSパネルを採用し視野角は上下左右80度、コントラスト比は1500:1と高い。きょう体はアルミ素材のユニボディで、裏面は側面側に向かってわずかにカーブがかっている。カラーはゴールド、シルバーの2色。
サウンド面に注力したモデルで、Harman Kardonと協力して設計した音響技術を搭載。また、旭化成エレクトロニクスのヘッドフォンアンプ内蔵小型D/Aコンバータ「AK4376」を内蔵するほか、同社のために設計されたというAKGのイヤホン「AKG H300」も別売で提供される。
搭載CPUは同社のオクタコアプロセッサ「Kirin 950」。ストレージは64GB容量、32GB容量の両モデルを用意し、メモリは4GB固定となる。OSはAndroid 6.0。独自インタフェース「Emotion UI 4.1」も搭載している。カメラはフロント/リアともに8MP。本体サイズはW215.5×D124.2×H7.3mm。
ラインナップは4種類。価格は、32GB容量のWi-Fiモデル(349ユーロ、約40,000円)、同LTEモデル(399ユーロ、約46,000円)、64GB容量のWi-Fiモデル(399ユーロ、約46,000円)、同LTEモデル(449ユーロ、約52,000円)。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANに加え、LTEモデルではLTE-FDD(Band 1/3/5/7/8/19/20/28)、LTE-TDD(Band 38/39/40/41)、TD-SCDMA(Band 34/39)、UMTS(Band1/2/5/6/8/19)、GSM(850/900/1800/1900MHz)にも対応する。
発売日は9月26日。日本を含む14カ国で販売される。