ライカカメラは2日、「ライカT」に対応するマクロレンズ「ライカ アポ・マクロ・エルマリート TL f2.8/60mm ASPH.」を発表した。ブラックとシルバーの2色を用意。9月下旬から発売する。

ライカ アポ・マクロ・エルマリート TL f2.8/60mm ASPH.

35mm判換算で焦点距離90mm相当のマクロレンズ。ポートレート撮影や近接撮影に適しており、倍率1:1でのマクロ撮影が可能。レンズ構成は9群10枚(非球面レンズ4枚)で、最短撮影距離から無限遠まで優れた描写性能とボケ表現が得られる。

主な仕様は、最小絞りがF32、絞り設定方式が電子制御式、画角が対角線約27度・水平22度・15度(35mm判換算で90mm相当)、撮影距離が0.16m~、最短撮影範囲が24×16mm、最大撮影倍率が1:1など。フィルターマウントはE60のねじ込み式、本体サイズは最大径が約68mm、長さが89mm、重量が約320g。レンズフード装着時で最大径が81mm、長さが時134mm、重量が約387g。

本レンズの発表にともない、「L バヨネットマウント」を採用している「ライカT カメラシステム」用レンズの名称は、「TL」レンズという名称で統一されることとなった。