Huawei Technologiesは1日(ドイツ時間)、家電見本市「IFA 2016」に合わせて最新のフラグシップAndroidタブレット「HUAWEI MediaPad M3」を発表した。8.4インチのディスプレイを搭載し、カメラとマルチメディア機能を特徴とするタブレットで、日本を含む世界14カ国で9月26日に発売する。価格は349ユーロ(約40,000円)から。

HUAWEI MediaPad M3

MediaPad M3は、1月のCESで発表した「MediaPad M2 10.0」に続くHuaweiのAndroidタブレットとなる。

特徴の1つであるオーディオとマルチメディア機能では、オーディオ機器メーカー米HARMAN Internationalの「Harman Kardon」オーディオシステムと位相変調技術を用いたステレオ効果「SWS 3.0」を搭載を搭載し、クリアなサウンドを実現するとしている。一方、M2 10.0では4台だったスピーカーは2台になった。オプションでAKGのイヤフォン「AKG H300」を用意し、プロのミュージシャンが求めるレベルのダイナミックなサウンドを楽しむことができるという。

デザインは、シームレスなユニボディシェルで、素材には航空機レベルのアルミニウムを採用。エッジにはダイアモンドカットを施した。ディスプレイは、8.4インチ(2,560×1,600ピクセル)の液晶ディスプレイを搭載した。スクリーン対ボディー比は83%。独自「ClariVu3.0」ディスプレイ技術を用い、鮮明でシャープな表示が可能かつ、ブルーライトを遮断するため眼にもやさしいとしている。フロントと背面には、それぞれ800万画素のオートフォーカスカメラを備える。

OSは、Android 6.0を搭載、Huawei独自のユーザーインタフェース「Emotion UI 4.1」に対応する。プロセッサはHuaweiのオクタコアプロセッサ「Kirin 950」、RAMは4GB。通信面では、Wi-Fi、Bluetooth 4.1、GPSなどをサポートし、LTE版も用意する。バッテリーは5,100mAh。一度の充電でFHD動画を11時間再生、最大6時間3Dゲームをプレイできるとしている。

サイズは、W215.5×H124.2×D7.3mm。ストレージ容量は、32GBと64GBモデルが用意される。価格は、32GBのWi-Fiモデルが349ユーロ(約40,000円)、同LTEモデルが399ユーロ(約46,000円)、64GBのWi-Fiモデルは399ユーロ(約46,000円)、同LTEモデルは449ユーロ(約51,000円)となっている。